concept

2013.10.25 CONCEPT

コストに合わせた多様な制作手法

私たちは、あらゆる優れた空間は「密度の差」を持っていると感じています。

それを具体的に言えば、よい空間は、しっかりとつくりこんだ部分(密度の高い部分)とさらりと流した部分(密度の低い部分)との組み合わせによって構成される、ということです。

空気の密度(気圧)の差によって風が吹くように、つくることの密度の差によって、空間にまるで風が流れるかのごとく、涼やかさを感じられるようになるのです。

boathouse

上の絵は001が設計したボートハウスです。建物の向こうには大きな何もない空間が広がっています。そのおかげで風を感じられるような気持ちのよい全体空間ができるのです。これを室内にも応用できます。

密度の高い部分と低い部分の理想的な比率は2:8と考えていますが、ご予算に合わせてこの比率を変えた設計を1:9くらいまで変えても、優れた空間になりうる、と考えています。

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