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2014.10.25 CONCEPT

地方の景観を美しく変えていく

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なんだろう、この風景は?

田んぼの風景が終わると、またさっきと同じ町並みが見えてきた。ファーストフード、ファミレス、ショッピングセンター、ホームセンター、衣料品専門店チェーン・・・

50kmほど国道を行くと、いくつかの町を通り抜けることになるが、町の風景はすべて同じだ。

交差点に表示される地名だけがさっきの町との違いだ。きっと、住んでいる人々はそれぞれに違う歴史を歩んできたに違いないが、現在の姿にはその差異がすべて消されてしまっている。「人」を感じないのだ。

これが地方と呼ばれる、ほとんどすべての市町村の風景だろう。

美しさとは、かけがえのなさ、だと信じている。ところが、これらの町の風景はすべて取替えがきくものに過ぎない。

つまり、美しくない。

速くて、安くて、そこそこ品質がよいものであれば、どこにだって供給できる流通システムの発展がこの悲しい状況をもたらした。

地元でこつこつとやってきた商店は、速さ、安さ、品質のうちのいずれかでチェーン店に歯が立たなかったのだろう。

だが、町はまだそこにある。

そこには、しっかりと大地に根を下ろした生活があり、そこから、チェーン店を凌駕する何かを打ち出せる人物が今後たくさん現れるだろう。

私たちは、建築の構想から入り、地元の建築会社さんと組んで建築し、外装・内装を私たちが制作することで、その人物を感じられるようなお店をつくりたい、と考えています。

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そこが基点となって、かけがえのない美しい町をつくっていけることのお手伝いができれば、これ以上の幸せはありません。

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ぼくたちは、完成された正解をつくるデザイン会社ではありません。
あなたのなかに眠る混沌(カオス)や、まだ言葉にならない構想の断片を、そのままお聞かせください。
それらが空間として実現されることで、だれもがあの赤ん坊の瞳で何かを見つけようとする世界を一緒につくることができると信じています。
ぼくたちの目がキラリンと光ったら、グリッドフレームに火がついた証拠です。

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